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会社設立 設立準備

株式会社設立までの期間と費用はどのくらい?

これから起業しようとお考えの方々のなかには、「会社設立までの期間はどのくらい?」「費用はいくら必要?」といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

そんな方々に向けて、この記事では会社設立までの期間と費用について簡単に説明します。

会社設立までの平均は「2週間程度」

株式会社の設立に取り掛かってから完了するまでに要する時間はさまざまですが、大まかな平均としてはおよそ2週間程度と言われています。

ただし、起業や法律に関する知識があれば3日もかけずに設立することも珍しくありませんし、知識に乏しいとひと月以上かかってしまうこともあります。つまり、起業の手順に関する知識があるかどうかで、期間に大きな差が生じます。

期間短縮のカギ:事業内容を明確にしておく

起業への最初のステップは、会社の目的や事業内容(目的)を明確にしておくことです。これらを行っていないと、それだけで数日を要するような事態になりかねません。

登記申請前は1週間ほど時間を確保しておく

登記の申請を含めた諸手続きを行うのが最後のステップです。1日で設立できるというサポート会社も存在しますが、これだけの流れをこなす必要があるので、本当に1日で済まそうとすると非常にハードなのは間違いありません。サポートをあてにするのではなく、事前に学習しておくことも大きな前提となるでしょう。そのため落ち着いて進めたいなら、少なくとも1週間ぐらいは時間を確保しておくのが基本です。

株式会社設立にかかる費用

時間だけでなく費用に関して知識を身に付けておくことも忘れてはいけません。

株式会社の設立で役所に支払う法定費用は20~25万円ほどです。このうちの4万円分は定款で必要なる収入印紙の費用で、電子定款を選択すれば節約が可能です。

その他にも実印の作成に5千円ほどかかるなど、諸々の諸経費を考慮して少なくとも1万円は用意しておきたいところです。先述の法定費用と合わせ、余裕を見て30万円ほど用意しておけば安心して進められるはずです。